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白いミニシェルフ


フレンチカントリー風の小さな棚を作りました。
雑貨を飾ったりアクセサリーを下げたり、ディスプレイボックスとして。

1から作るのは大変なので出来合いのウッドボックスを材料にしました。

塗装は手軽なアクリル絵の具で簡単に。

材料  + 作り方  + ポイント

用意するもの・材料
・ウッドボックス
ちょうど良い木のボックスがあったのでそれを使いました。
深めのトレーでも良いと思います。
ボックスがなければ木材で組み立ててください。
ネジを使うのである程度の厚みがあるものが良いです。
・木工用ボンド
もちろん多用途接着剤でも大丈夫です。
小さいものなので基本的に木材は接着で組み立てます。
(重いものを飾ったりする場合はネジを入れたほうがいいかもしれませんが)。
・ウッドトレー
ちょうど良い木のトレーがあったのでそれを使いました。
トレーがなければ木材で組み立ててください。
サイズは上のボックスの内径に合わせます。
板自体は薄くても構いませんが、ネジを入れるので縁の部分だけ 角材を張る等して厚みを作ってください。
・アクリル絵の具
乾くと耐水性になる便利な水彩絵の具です。
使い方は普通の絵の具と同じで簡単です。
塗るときは周囲や服に付着しないように気を付けます。
(乾くと耐水性になり、ふき取れません)
・木材
棚板・パーテーション用の薄い板と、飛び出し防止用の角材などです。
上のウッドトレーが余分にあればそれを切って代用すると楽です。
また、中の広い部分の梁として角材を利用します。
・錐
いきなりネジを打つと木材にひびが入ることがあるので、 可能であれば錐で先に穴をあけておきます。
細い錐を使ってください。
・蝶番&取っ手
扉(フタ)がつくので開閉用に蝶番を付けます。
取っ手はこんなに小さいものはないので、吊り下げ用金具など代用できそうなものを探して使ってください。
・ドライバー
ねじを締めるのに使います。
家庭用の小さいインパクトドライバーだと楽ですが、 作る物が小さいので手作業のほうが楽かもしれません。
・ネジ
もくネジといわれるタイプの釘です。
普通の釘を打つと板にひびが入るのでネジタイプの釘を使います。
板が薄くパーツも小さいので、小さくて細いネジを使います。
・筆、パレット
アクリル絵の具を塗るのに使います。
筆は刷毛でも良いです。
パレットは、いらない皿でもプラスチックトレーでも何でも良いです。
※アクリル絵の具が初めての方の場合は絵の具の扱いに慣れるまでは使い捨てになってしまうかもしれません(特にトレー)。
・フック
ヒートン、?ネジ、洋吊灯金具などと呼ばれるものです。
フックよりも手軽なのはプッシュピンです。
・紙
新聞紙でも何でも良いです。
おがくず対策やアクリル絵の具対策です。

・*・作り方 ・*・

1.箱部分の木材を組み立てます。
※今回は出来合いの正方形ボックスと木のトレーを使っていますので実際の組み立てはありません
※正方形トレーの内径に合わせて他のパーツを裁断します(扉となる部分やパーテーション、棚板など)
※最終的に箱・扉・縦のパーテーション・棚板・梁を組み立てます
※重いものを飾るのでない場合は木工用ボンドでの接着だけで大丈夫です

2.使用する木材を塗ります。
 ※今回は出来合いの正方形ボックスと木のトレーを使っていますのでそのまま塗っていきます
 ※面倒でなければ組み立てる前に塗っておいた方が塗る作業自体は楽です


左:塗装後  右:塗装前

 1)白のアクリル絵の具で一度下塗りをします
 2)もう一度白を塗り重ねます
 3)乾いたら金のアクリル絵の具をところどころに擦り付けます
 4)乾いたら白のアクリル絵の具を塗り重ねます
 ※今回は風合いを出すため、白に水性ステインをわずかに混ぜています

3.扉を取り付けます

蝶番をもくネジで留めていきます。
※取り付けの前に取っ手になるパーツを付けておきます
※今回は扉をそのまま止め付けたので箱部分と扉の間に蝶番分の隙間ができています
※余裕があるならば彫刻刀などで蝶番の厚みの分を削っておくと隙間なく取り付けられます
※箱内部に扉を受けるものを付けておきます(今回は端材を張り付けてあります)
※扉受けを付け忘れると扉が閉まりすぎて箱の中まで入ってしまうのでお忘れなく

4.ピンを刺します
※小物を下げるために梁部分にプッシュピンを刺しました
※ヒートンなどでも良いです


・*・ポイント ・*・

・塗装のポイント

作り方のところでも簡単に触れましたが、 風合いを出すために今回は白にステインを混ぜたり、下地に金を重ねたりしています。
金を入れるところでヨーロッパのアンティークっぽい雰囲気を出せます。
ステインを入れると純白から年月を帯びたような色へ変化します。
今回は水性ステインを使用しているので同じ水性であるアクリル絵の具に混ぜることができました。
また、一般的には塗った後にやすりでこすったりして下地の色を出しますが、今回はドライブラシ(※)という絵画の技法で 最初から下地を見せたまま上の色を塗っています。
※水分を極力含まない筆で絵の具を塗る方法。絵の具がかすれるので、絵の具が付かない部分は下地の色が見える。



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